コラム

2015年6月5日 / マーケティング

アイスクリームとかき氷をデータで比較


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連日夏日が続き、食後のデザートを最近ハマっていたプリンから、
そろそろアイスやかき氷など夏らしいデザートに意向しようかと思案中です。
そこでアイスクリームとかき氷についてちょっと調べてみました。
アイスクリームもかき氷もどちらも季節商品でありながら、データを調べてみると、傾向に差があり興味深いものとなりました。

検索キーワード数推移

各キーワードの検索エンジンでの検索数推移を確認してみると、2005年1月~2014年12月までの10年間、
アイスクリームは同じような推移を辿っているのに対し、かき氷は、東日本大震災後の電力量逼迫により生まれたかき氷需要なのか、
各社の打ち出したキャンペーンの力なのかは不明ですが、2011年に前年度の倍以上検索ボリュームが増加しており、
それ以降毎年検索数が増加し続けています。

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また、それぞれの検索キーワードを年間で比較してみると、
アイスクリームが年間通してなだらかに推移するのに対し、かき氷は夏に一気に山がくる傾向になっています。

2013年~2014年の検索推移

2011年~2012年の検索推移

【アイスクリーム】
特に大きなピークはなく、4月中盤〜9月中盤年間の平均を超える。
ただ9月中盤以降も大きく検索数が減少することはなく、若干平均を下回る程度となっている。

【かき氷】
例年6月1日から中盤あたりから9月中盤まで年間の平均を超え、8月前半に大きなピークがくる。

では、実際の売上はどうなのか。
かき氷の売上について調べていると「かき氷前線」という聞きなれない指標を発見。

かき氷前線

ライフビジネスウェザー社(以下LBW)がPOSデータを解析し、かき氷が本格的に売れ始める日を予想したもの。

ほー、面白い。
たしかにPOSデータと気象データで重回帰分析でも行ったら導き出せそう。
で、LBWが導き出したかき氷が売れる気象条件によると、かき氷の売上は、6月以降の気温30度近くになると急増し、32度になるとアイスクリームとの売上が逆転するとのこと。
かき氷の売上と最高気温
かき氷とアイスクリームの売上と最高気温
出典:ビジネス気象研究所

理由は大きく分けて2つ。

1. 湿度

同じ気温でも蒸し暑く感じ、食感の冷たいものが食べたくなる。

2. 基礎代謝

人の基礎代謝は6月以降急激に低下し、カロリーの低いものを摂取したくなる。
基礎代謝と気温の季節変化
出典:ビジネス気象研究所

6月に入り、基礎代謝が下がってきているので、
カロリーの低いかき氷風「しろくま君」をメインの食後デザートにしつつ、
おさえでプリンも買って帰ろうと思います。

この記事を書いた人

株式会社GOSPA

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